シナプス・マーケティング・カレッジ☆公式ブログ

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思考停止

思考停止の回避方法

シナプス後藤です。

先日、「頭脳労働者が頑張るべき2つの事」というエントリーを書きましたが、読んだ方から、「思考停止にならないようにするにはどうしたらよいのか?」というご質問を頂きましたので、簡単に纏めてみました。


思考停止には大きく二つのことがありますので、分けて考えたいと思います。
[1] 問いが難しくて考えるのをあきらめる
[2] 思考停止に気付かない

[1] 問いが難しくて考えるのをあきらめるのを回避する
 難しい問題に直面すると人間は途中で考えるのを止めたくなるようです。
 私は回避しようと思う時、主に二つの方法を使っています。
 一つは、「問いを変える」、一つは「誰かと話す」です。
 ほとんどのケースで、難しい問題は問いそのものが適切ではありません。自分にとって解けない問題は考えても仕方が無い。「タイムマシンの作り方は?」みたいな解けない問題についても、自分が分かるところと分からないところに分けて順番に考えていくと意外といい線行くケースもあります。(タイムマシンは作れませんが、、、)
 それでも、一人では行き詰るケースが多いです。ですので、誰かと話をしながら考えていくと良いでしょう。その時、相手に「質問して貰う」と考えが進むことが多いですね。
 NLP(Neuro-Linguistic Programming:神経言語プログラミング)では、「質問をされることにより、脳に空白が出来、脳はその空白を埋めようとする」という脳の働きがあると説明しています。

[2] 思考停止に気付かないのを回避する
 思考停止に対して難しいのは「気付かないこと」でしょう。暗黙の前提に縛られていたり、盲目的に相手の言っている事を信じたりすることです。一般に、クリティカル・シンキング(批判的思考)はこれを避けるために用いられますが、本を読めば、或いは講座を受講すれば出来る、というものでも必ずしもありません。(知らないよりは知っておいた方が良いですが。)
 この回避には、暗黙の前提に気付けるかどうか、が鍵になります。が、暗黙の前提は、効率的に生活するための進化の結果でもあります。だから気付きにくい。鍵は二つ。一つは、様々な価値感を知ること、例えば、海外旅行をすると「日本人」という暗黙の前提が明示的な前提に変わるでしょう。例えば、転職すると「ウチの会社のやり方」という暗黙の前提が明示的な前提に変わるでしょう。複数の前提を知っていれば、気付きやすくなります。もう一つは、「なぜ?」を問う事です。以前、「なぜ?」の問いの目的として、(1)事象のメカニズムや本質を理解する、(2) 目的を知る、(3) 行動や判断の根拠を知る、の三つがある、ということを書いた覚えがあります。これらの三つは暗黙の前提になっているものを浮き彫りにする、ということと同義でしょう。

 なお、子供が「純粋な質問をする」ことで思考停止に気付くこともあります。子供は思考力が高いのか、というとそういう事ではなく、単に「暗黙の前提」を持っていないだけだと思います。

 昔、大学院で所属していた研究室の恩師から「悩んだ時は人に説明すると良い」と言われたことがあり、それから結構実践しています。人に説明することで分かっている点、分かっていない点を明らかに出来るので、問いの性質を変えられる、という事なのだと理解しています。
 最近では、人に説明しないでも、ホワイトボードを前にして自問自答することも多いです。一人で考える時には「適切な問いは何か?」「なぜなのか?」と赤字で殴り書きしていることも良くあります。ま、汚い字なので人には見せられませんが。

思考停止を避けるために 〜スタンフォード白熱教室を見て想う事

シナプス後藤です。

最近、多くのシーンで「思考停止しないように」と言われます。思考停止のパターンには幾つかありますが、マーケティング・カレッジや、企業研修等の教育シーンでは「講師の言うことをそのまま鵜呑みにしない」と言うのがあります。
講師は間違ったことを言っているわけではないのですが、表面を真似してしまうと状況によっては間違った対応になってしまうことがあります。

例えば、分かりやすいところでは、マーケティングにおいては3Cの視点で考える、所謂3C分析はとても重要です。ですが、重要だからと言って、お店の販売員がお客様に「この商品は幾らですか?」と聞かれたとき、「今、お客様が目の前で商品を買おうとしていて、でも、競合店では値引きをしていて、自社のコストや強みを考えると、、、うーん、、」と考えている場合ではないですよね。素直に、値札に書いた値段を読み上げるべきだと思います。

教育提供者の立場からすると、こうならないように、講師に「皆さん、思考停止しないように。講師が言っていることも状況によって間違っている場合もありますから、講師の言うことも疑ってください。」
と言ってもらうこともあります。
そうすると、受講生が何を考えるか?
「そうか、講師の言うことが間違っていることもあるので疑ってかかることは重要だ。」とその話を真面目にメモしてしまうことが多いのです。つまり、「疑ってかかれ」ということを疑いもせずに聞いてしまう、という笑えない話になってしまいます。

さて、先日のスタンフォード白熱教室について書きましたが、そのやりとりで面白いな、と思ったのはその形式ですね。
4人のゲストに質問を投げかけて、回答してもらいます。そのとき、ゲストはウソをついても良く、受講生にそれを「ホント」か「ウソ」かを判定させてゲーム仕立てにしていました。
多分、場を盛り上げることと頭を活性化させることを目的にやっているのだと思いますが、このやり方をすると、「講師が言っていることを疑って考える」というのを自然に実施するようになります。
物事の本質を考えるようになるのではないかと思うのです。

その本質や原理原則、使いやすい条件、使いにくい条件などまで理解するということは重要です。
こういったクイズ仕立てにすることによって理解が深まるのであれば、そのやり方も面白いと感じました。
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