シナプスのCSR活動なんて大袈裟なタイトルをつけましたが、
この3連休を使って気仙沼に行ってきました。
後ろに移りこんでいるのは仲間です(^^;
以前も一度石巻に行ってきたので、2回目のボランティア活動です。
ちなみに今回は会社で移動費用を負担してもらえることに、、、
会社に感謝(初めは自分で負担するつもりだったので。)
■どんなことをしてきたのか?
こんな民家の庭などにたまっている瓦礫の撤去を行います。
石巻の場合はボランティア活動がかなり整備されていたので、
瓦礫を撤去する部隊と別に後日回収に来る部隊がいたのですが、
今回作業した気仙沼の大島というところでは、そういった運ぶ部隊はなく、
庭から出す、軽トラに乗せて、島内の瓦礫集積所まで運ぶ
ということを繰り返します。
大体1時間に1回くらいの休憩(10分)を午前中3セット、
午後3、4セット実施します。
それくらいすると、この時期だと日焼けもするので、大変です。
熱中症にご用心。
■津波のすごさ
疲れているとすぐ眠くなってしまうので、朝は早起きな健康的な生活でした。
そこでや陸前高田や気仙沼を少し回ってみたのですが、
テレビで見ていた以上に津波のすごさを感じました。
報道で見られた方もいるかもしれませんが、こんな大きな船が
陸にあがってしまっています。
わかりやすく、立ってみました。
こんな大きなものを運んでしまうほどの勢いがあったのです。
改めてその破壊力で痛感しました。
テレビを見ていてもそれ以上の衝撃がありました。
瓦礫除去をした家の方も行っていたのですが、
「津波で近所の家が1軒ずつウチに近づいてきた」
とおっしゃっていました。
また、重油を積んだ船が津波にさらわれて転倒、重油が漏れ、火災ということもあったそうです。
「空が赤かった、もうダメかと思った」とおっしゃっていました。
ただ、そう話す方に悲壮感はなく、力強く前を向いていたように感じました。
作業が終わると、どこでも言われるのは、「また来てね」「今度は観光で来てね」です。
ボランティアでまた行くかもしれませんが、近い将来、力強く復活した姿を見に
ぜひ、観光で行きたいなと思います。
■余談
今回一緒に活動したのは、奈良県の大淀町の皆さんでした。
地方自治体でボランティア活動参加者を募集していたそうです。
移動費と宿泊費を負担してもらえるそうです。
↑奈良県大淀町の皆様、皆さん御そろいのビブスを着てました
年齢も若い方から高齢の方まで幅広く、職員の方と一般の方、それぞれいらっしゃったみたいです。
こういう活動は地方自治体ごとでずいぶんバラつきがあるようですね
それにしても関西からいらっしゃるというのは距離もありますし、
なかなか大変だと思います。
それを見たあるボランティア活動者が
「こうやって関西の人が来ているのに意外と東北の内陸の人が来ていないのよね」
とおっしゃっていました。
しかしながら、あとで内陸の方と話す機会があったのですが、
内陸は内陸で失業などをしていたり、一社が崩れることで
その周辺の企業にも打撃が来ていて、東京や関西に出稼ぎに
出ている人もいてボランティアどころではないとのことでした。
「だから、被災していない人はお願いだから経済を回して欲しい、
日本全体が不況になったら、出稼ぎなどもできないし、
どうにもならなくなってしまう」
と話しをされていたのが印象的でした。
以前、不謹慎ブーム?がありましたが、被災していない人は
経済を回すために尽力すべきと考えていたことが
間違っていなかったと思えたときでした。
陸前高田の松林の中、一本だけ残った一本松です。
周りの松林が軒並み折られてしまっている中、一本だけそびえていました。
この松のように逆境に立ち向かう力強さを
東北の皆様が持っていることを信じ復興を祈っております。
祈るだけでなく、私も今後もできることをできるだけやっていきたいと思います。
■最後に
最後に疾風に勁草を知るという言葉を思い出しました。
「疾風に勁草を知る」
はやい風が吹いて初めて強い草が見分けられるように、厳しい試練にあって初めて意志や節操の堅固な人間であることがわかる。(yahoo!辞書より)
様々な中、我々は強い草であるか試されているのだと思います。
がんばりましょう!
この3連休を使って気仙沼に行ってきました。
後ろに移りこんでいるのは仲間です(^^;
以前も一度石巻に行ってきたので、2回目のボランティア活動です。
ちなみに今回は会社で移動費用を負担してもらえることに、、、
会社に感謝(初めは自分で負担するつもりだったので。)
■どんなことをしてきたのか?
こんな民家の庭などにたまっている瓦礫の撤去を行います。
石巻の場合はボランティア活動がかなり整備されていたので、
瓦礫を撤去する部隊と別に後日回収に来る部隊がいたのですが、
今回作業した気仙沼の大島というところでは、そういった運ぶ部隊はなく、
庭から出す、軽トラに乗せて、島内の瓦礫集積所まで運ぶ
ということを繰り返します。
大体1時間に1回くらいの休憩(10分)を午前中3セット、
午後3、4セット実施します。
それくらいすると、この時期だと日焼けもするので、大変です。
熱中症にご用心。
■津波のすごさ
疲れているとすぐ眠くなってしまうので、朝は早起きな健康的な生活でした。
そこでや陸前高田や気仙沼を少し回ってみたのですが、
テレビで見ていた以上に津波のすごさを感じました。
報道で見られた方もいるかもしれませんが、こんな大きな船が
陸にあがってしまっています。
わかりやすく、立ってみました。
こんな大きなものを運んでしまうほどの勢いがあったのです。
改めてその破壊力で痛感しました。
テレビを見ていてもそれ以上の衝撃がありました。
瓦礫除去をした家の方も行っていたのですが、
「津波で近所の家が1軒ずつウチに近づいてきた」
とおっしゃっていました。
また、重油を積んだ船が津波にさらわれて転倒、重油が漏れ、火災ということもあったそうです。
「空が赤かった、もうダメかと思った」とおっしゃっていました。
ただ、そう話す方に悲壮感はなく、力強く前を向いていたように感じました。
作業が終わると、どこでも言われるのは、「また来てね」「今度は観光で来てね」です。
ボランティアでまた行くかもしれませんが、近い将来、力強く復活した姿を見に
ぜひ、観光で行きたいなと思います。
■余談
今回一緒に活動したのは、奈良県の大淀町の皆さんでした。
地方自治体でボランティア活動参加者を募集していたそうです。
移動費と宿泊費を負担してもらえるそうです。
↑奈良県大淀町の皆様、皆さん御そろいのビブスを着てました
年齢も若い方から高齢の方まで幅広く、職員の方と一般の方、それぞれいらっしゃったみたいです。
こういう活動は地方自治体ごとでずいぶんバラつきがあるようですね
それにしても関西からいらっしゃるというのは距離もありますし、
なかなか大変だと思います。
それを見たあるボランティア活動者が
「こうやって関西の人が来ているのに意外と東北の内陸の人が来ていないのよね」
とおっしゃっていました。
しかしながら、あとで内陸の方と話す機会があったのですが、
内陸は内陸で失業などをしていたり、一社が崩れることで
その周辺の企業にも打撃が来ていて、東京や関西に出稼ぎに
出ている人もいてボランティアどころではないとのことでした。
「だから、被災していない人はお願いだから経済を回して欲しい、
日本全体が不況になったら、出稼ぎなどもできないし、
どうにもならなくなってしまう」
と話しをされていたのが印象的でした。
以前、不謹慎ブーム?がありましたが、被災していない人は
経済を回すために尽力すべきと考えていたことが
間違っていなかったと思えたときでした。
陸前高田の松林の中、一本だけ残った一本松です。
周りの松林が軒並み折られてしまっている中、一本だけそびえていました。
この松のように逆境に立ち向かう力強さを
東北の皆様が持っていることを信じ復興を祈っております。
祈るだけでなく、私も今後もできることをできるだけやっていきたいと思います。
■最後に
最後に疾風に勁草を知るという言葉を思い出しました。
「疾風に勁草を知る」
はやい風が吹いて初めて強い草が見分けられるように、厳しい試練にあって初めて意志や節操の堅固な人間であることがわかる。(yahoo!辞書より)
様々な中、我々は強い草であるか試されているのだと思います。
がんばりましょう!