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ヒット商品番付

日経MJヒット商品番付2016

シナプス後藤です。

今年も日経MJ ヒット商品番付の時期になりました。
2016年版ですね。

日本経済新聞:ヒット商品番付、横綱は「ポケモンGO」と「君の名は。」

【日経MJヒット商品番付2016】

■東
横綱:ポケモンGO
大関:シン・ゴジラ
張出大関:ピコ太郎(PPAP)
関脇:日産自動車「セレナ」
小結:大谷翔平
前頭:トランプ現象、低価格消費、メルカリ(フリマアプリ)、フィンテック、アイコス(次世代タバコ)

■西
横綱:君の名は。
大関:AI
張出大関:リオ五輪
関脇:プレイステーションVR
小結:広島
前頭:小池百合子改革、インスタ映え消費、SNOW(自撮りアプリ)、民泊、ダイソン「スーパーソニック」


今年は邦画2本が話題になりました。新海誠監督のアニメ「君の名は。」と庵野秀明監督の特撮映画「シン・ゴジラ」です。庵野監督も元々はエヴァンゲリオン等、アニメ中心に活動されていた方ですので、エンターテイメントとしてのアニメが存在感を増していると言う事なのかもしれませんね。
また、ポケモンGOやAI等は、IT・ICTの新たな可能性を提示したと言う意味で非常に面白い内容だったと思います。

個人的にはトランプ現象の行方は経済に大きく影響しそうで気になっています。brexitと併せて先進国にいる個々人の意識が変化しているのだと思います。

スポーツ分野では、プロ野球がフォーカスされているようですね。近年、サッカーがワールドカップ予選の日本代表戦もあまり注目されなくなってきている印象ですが、地元にファンがいる広島のようなチームは盛り上がりますね。
Bリーグも立ちあがりましたが、ヒット商品と言う意味ではもう一歩と言うところでしょうか。

皆さんはどう言う感想を持ちましたか?

日経MJヒット商品番付2016 上半期
日経MJヒット商品番付2015
日経MJヒット商品番付2015 上半期
日経MJヒット商品番付2014
日経MJヒット商品番付2014 上半期
日経MJヒット商品番付2013
日経MJヒット商品番付2013 上半期
日経MJ ヒット商品番付2012
日経MJ ヒット商品番付2012 上半期
2011年ヒット商品番付(日経MJ)
せっかくなので、日経MJヒット商品番付の2010年版

日経MJヒット商品番付2015

シナプス後藤です。

今年も日経MJが毎年発表しているヒット商品番付の時期になりました。

【日経MJヒット商品番付2015】

■東
横綱:北陸新幹線
大関:火花
張出大関:ハロウィーン・フィーバー
関脇:成田LCCターミナル
小結:ガウチョパンツ
前頭:夏の甲子園、SIMフリースマホ、アップルウォッチ、明治プロビオヨーグルトPA-3、ドローン、イートイン、インスタグラム、福山婚、Airbnb、ワンダーメイク、プロテカ 360、スプラトゥーン、塩パン、あさが来た

■西
横綱:ラグビー桜ジャパン
大関:定額配信
張出大関:肉食ブーム
関脇:12の神薬
小結:コンビニドーナツ
前頭:修造カレンダー、郵政3社株、デルガード、バルミューダ ザ・トースター、ペッパー、クラフトビール、蔦屋家電、さよなら詣で、LGBT、ロング丈、好きレット、ちゃんりおメーカー、青天の霹靂、下町ロケット

殊勲賞:山田哲人、柳田悠岐両選手(トリプルスリー)
敢闘賞:メルセデス・ベンツ
技能賞:MRJ
流行語賞:「安心してください」
残念賞:五輪エンブレム


今年のキーワードは、「横綱相撲」と「番狂わせ」だそうです。東はJR東日本の北陸新幹線が盤石の横綱相撲でしたね。先日、出張で群馬方面に行く機会がありたまたま乗った新幹線が金沢まで行くものでしたので、凄く混んでいてびっくりしました。
一方、番狂わせはラグビー桜ジャパンですね。五郎丸選手のポーズが一躍有名になりましたが、それだけでなくラグビーの認知度が急に上がりました。

インバウンド重要が相変わらず堅調なこともあり、旅行関連は幾つか入っているようです。北陸新幹線は勿論の事、成田LCCターミナルや、12の神薬、Airbnbがそれに該当します。
個人的にはコンビニドーナツ、ドローン、ペッパー辺りが気になりますね。どれも世の中を大きく変える可能性を秘めたものです。
コンビニドーナツは、コンビニの存在感をとても強めました。ドローン、ペッパーはこれが流行るようになると大きく世の中は変わるだろうな、と予感させるものです。ドローンはもし犯罪に利用されるような事があると色々と問題になりそうですが、法律が間に合わないのでかなりリスクの高い製品だと思っています。ただ、一方で使い方次第では大きく世の中が便利になる可能性も秘めており、まさに人類は道具の使い方に倫理観を求められていると言う事でしょう。
ペッパーの凄さはコミュニケーションに特化していると言う事でしょう。だから足などの駆動部分には投資しない、というスタンスを取っています。結局、ロボットが人間らしくなるためには見た目や機能の問題ではなく、コミュニケーション力が重要である。ということを示したものです。

今後も、ロボットがらみ、人工知能がらみはまだまだ出てきそうな気がします。機械学習によるデータベース分析も流行っている事ですし、いよいよ人類はSFの世界に突入しているのかもしれません。

皆さんはどのような感想を持ちましたか?

日経MJヒット商品番付2015 上半期
日経MJヒット商品番付2014
日経MJヒット商品番付2014 上半期
日経MJヒット商品番付2013
日経MJヒット商品番付2013 上半期
日経MJ ヒット商品番付2012
日経MJ ヒット商品番付2012 上半期
2011年ヒット商品番付(日経MJ)
せっかくなので、日経MJヒット商品番付の2010年版

日経MJヒット商品番付2013

シナプス後藤です。

日経MJが毎年発表しているヒット商品番付が発表されましたね。

■東
横綱:セブンカフェ
大関:進撃の巨人
関脇:マー君
小結:ロレックス
前頭:富士山、半沢直樹、ウルトラアタックNeo、ドライプレミアム、セブンプレミアム 金の食ぱん、ダイオウイカ、ななつ星in九州、グランフロント大阪、百田尚樹(海賊とよばれた男)、フィット、バブルファッション、ノンフライヤー、炭酸水、東京・中野

■西
横綱:あまちゃん
大関:東南アジア観光客
関脇:パズル&ドラゴンズ
小結:湾岸マンション
前頭:式年遷宮、孫への教育資金贈与信託、ルック おふろの防カビくん、伊右衛門 特茶、ゆめぴりか、ふなっしー、格安クルーズ船、歌舞伎座、宮崎駿(風立ちぬ)、up!、ニューバランス、レイコップ、ゲンコツメンチ、埼玉〜神奈川7私鉄直結


上期版が出た時も同様に記載しましたが、アベノミクス効果で全体的に景気が上向いている傾向にあります。そんな中で高価でも高品質のものが売れている、というのが一つの特徴でしょう。少し前までデフレの影響で安くて良いものが流行っていましたが、今回はロレックスやドライプレミアム、セブンプレミアム 金の食パン等、「高くても良いもの」がランキングに入っています。
2012年には俺のフレンチ、イタリアンのような「安くて良いもの」が入っていましたが、やはり景気の心理的なシフトがあるのでは、と思います。

エンターテイメントからはあまちゃん、半沢直樹がやはり入りましたね。今年のテレビではほぼこの二つだけが目立った、と言っても過言ではないでしょう。「じぇじぇじぇ」と「倍返し」は流行語大賞にも選ばれていて、2013年を表す一つのキーワードになりました。また、元々はコミックですが、アニメで火が付いたと言われる進撃の巨人もブームになったようです。実写化される、という計画もあるようですが、この話を実写化して大丈夫か、というのが私の若干の心配です。

IT、ICT関連では予想どおり、ほとんど入らず、唯一パズル&ドラゴンズ、略してパズドラが入りました。もはや、スマートフォンは当たり前のツールになっており今更「ヒット」という感じでもないと言う事です。次世代のメガネや時計型の機器は出ておりますが、それが次のヒットになる感じはしないですね。むしろ、NIKE FUELBANDのような機器が出てくるかもしれません。


実は意外でしたが、改めてなるほど、と思ったのはセブンカフェです。いわゆる「コンビニコーヒー」の走りになったものですが、こちらは低価格高品質の商品です。コンビニがコーヒーを置き始めたことでカフェやファストフードの業態との競合関係も激化してきているように思います。マクドナルドはマックカフェを始め、スターバックスはフードを強化し、三角サンドを売っていたコンビニがコーヒーを揃えます。
消費者としては選択肢が増えて嬉しいのですが、中のプレイヤーとしたらより意思決定が難しくなっているように思います。


2014年はワールドカップがありますので、恐らくワールドカップそのもの、更に場合によっては何らか関連商品が入ってくるでしょう。IT関係では今Yahoo!が「爆速」経営で台風の目になりつつありますが、昨年のLINEのように日本のプラットフォーマーがランキングに入ってくるのではないかな、と思っています。携帯やスマートフォン、タブレット端末はしばらくないような気がします。

皆さんの今年の予想は当たっていましたか?

日経MJヒット商品番付2013 上半期
日経MJ ヒット商品番付2012
日経MJ ヒット商品番付2012 上半期
2011年ヒット商品番付(日経MJ)
せっかくなので、日経MJヒット商品番付の2010年版

日経MJヒット商品番付2013 上半期

シナプス後藤です。

日経MJが毎年発表しているヒット商品番付の2013年上半期版が発表されました。

※2013年通年の結果はこちらです。
 日経MJヒット商品番付2013

■東
横綱:高級時計・宝飾品
大関:東南アジア観光客
関脇:パズル&ドラゴンズ(ガンホー・オンライン・エンターテイメント)
小結:海賊と呼ばれた男(百田尚樹氏)
前頭:フルメークウォッシャブルベース(資生堂)、「じぇじぇじぇ」(あまちゃん)、ユニクロのロゴを付けたスポーツ選手、グランドフロント大阪、孫への教育資金贈与信託、柄パンツ、壇蜜、PM2.5対策商品、金の食パン、フォルクスワーゲンのup!、ヘルシアコーヒー、映画「テッド」、アクションカメラ、富士山

■西
横綱:住宅ローン
大関:コンビニコーヒー
関脇:LINEゲーム(LINE)
小結:色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
前頭:ノンフライヤー(フィリップス)、「今でしょ!」(林修氏)、二刀流(日本ハム・大谷選手)、歌舞伎座(松竹)、薬のネット通販、ヒールスニーカー、非公認ゆるキャラ、香り付き商品、いなば食品のタイカレー、250ccバイク、すぐ飲めるカクテル、映画「レ・ミゼラブル」、獣電戦隊キョウリュウジャー、式年遷宮


今年の影響として何と言っても大きいのは安倍政権、アベノミクスでしょう。急激な円安と株価上昇の結果として消費喚起がみられました。消費者や企業心理については、私が周辺に聞く範囲では「少し消費は明るくなっているようだがまだまだ様子見」という人も多いようです。ですが、実際には一部の消費は確実に動いている、と言う事もあるのですね。その代表が東の横綱で、百貨店中心に動いている高級品でしょう。また一方で、日銀の異次元緩和で金利変動が読みにくくなったため、住宅ローンも固定金利に借り換えている、と言うのが西の横綱ですね。


2012年の時に予想したとおり、スマートフォン端末は番付には入らなくなりました。iPhone4くらいから徐々にiPhone自体にも驚きや興奮が薄れつつあり、対抗のAndroidも新たな価値を提供するまでには至っていない、と言う事でしょう。タブレット端末は何か出るかな、と思っていましたが、7inchになって以降、新しい価値がまだ生み出されていない、と言う事なのでしょうね。Windows8が出ましたが、こちらも大きなサプライズにはなっていないのが現状です。
一方で、アプリケーションとしては、パズドラとLINEゲームが入りました。いずれもスマートフォンで遊ぶゲームで、プレイステーション等が存在感を示していたゲーム機全盛時代のスケールの大きなゲームと比較するととてもライトなものが多いのが特徴です。家でじっくり、と言うよりも、隙間時間を獲得しているのですね。
スマートフォン関連は今年末の番付や来年上期にもアプリケーションが1-2個程度入る気はしますが、全体的にトーンダウンするのでは、と言うのが私の予想です。スマートフォン自体が一般的なツールになったので、「新しくヒットする」というものが他の消費財やサービス等と同列になってくるだろうと思うからです。

新技術で言えば、ここのところ3Dプリンターの話が幾つか盛り上がっているように感じます。3Dプリンターはまだまだ発展段階にある技術ですが、今年度末くらい取り上げられそうな予感はありますね。


個人的に一番印象に残っているのは、東進ハイスクールのCMから火が付いた「今でしょ!」の林さんです。
世界的に見ても、日本国内でもITベンチャーが盛り上がっているように感じます。ITベンチャーの場合、スピードをとても重要視します。そういった背景から、とにかく早くやる、というのが経営理論においても重要な考え方になっています。(デザインシンキングやリーンスタートアップ等の手法はこれに則った考え方です。)
だから、「いつやるか、今でしょ!」という言葉が刺さりやすくなっているのではないでしょうか。


私自身、「あぁ、これが入ったのか」と思った割合がちょっと高くなっているように感じてしまいました。そういう意味では、今、アンテナの伸ばし方が甘いのかな、と反省しています。

皆さんはどのくらい知っていましたか?

2012年日経MJヒット商品番付
日経MJ ヒット商品番付2012 上半期
2011年ヒット商品番付(日経MJ)
せっかくなので、日経MJヒット商品番付の2010年版

2012年日経MJヒット商品番付

シナプス後藤です。

今年もヒット商品番付が出ましたね。

想定していた通り、スマートフォン関係が今年もLTEとして出ていました。西の横綱が7インチタブレット、と言うところを見ると、一旦スマートフォンの端末と言う意味では落ち着いてきたようです。個人的にはスマートフォンはまだまだ改善の余地はあると思っていますが、2013年上期くらいは端末はタブレット側は出てもスマートフォンは出ないのではないかと想像しています。大きな変化があるのは、2014年くらいでしょうかね。なんの根拠も有りませんが、インターフェースがもう一段変化する気がします。それを主導するのがどこになるかは分かりませんが。
一方で、アプリと言う意味では、LINEがそれに当たりますか。シナプスにアルバイトで来て頂いている学生に聞くと、LINEの使用率は非常に高く10代20代を中心に拡がったように感じます。

場所は東京スカイツリーに阪急梅田本店、東京駅、渋谷ヒカリエが入りましたね。ビックロも専門店ながら一つの場を提供したと言っても良いでしょう。

個人的には、メッツコーラは面白い商品だな、と思います。もともと、コーラはコカとペプシの二強以外は存在すらしえないマーケットでした。通常、多くの業界が「結局2強になる」と考えるとなかなか生き残りにくい。ですが、メッツコーラは「特保」を軸にニッチセグメントを攻略、獲得しました。最近、ペプシも特保商品を投入しましたし、今後どうなるかは予断を許さないところですが、楽しみでもあります。

あとは、デフレ傾向は相変わらず続いていますので、低価格のLCCやN BOX、俺のフレンチ・イタリアン等も注目すべきところです。もうかなり長く言われていますが、もはや単なる低価格では生き残れない。「安くて良いモノ」あるいは「良いモノを安く」が基本です。そして、安くするためには削るべきところをちゃんと削る。ブルーオーシャン戦略を踏襲したビジネスモデルが一般的になってきた、と言うところかも知れません。

東:
横綱:東京スカイツリー
大関:LCC(ピーチアビエーション)
関脇:N BOX(ホンダ)
小結:阪急梅田本店(エイチ・ツー・オーリテイリング)
前頭:東京駅、フィットカットカーブ(プラス)、トップ ハイジア(ライオン)、LTEスマホ、ビックロ(ビックカメラ、ユニクロ)、俺のフレンチ・イタリアン、等

西:
横綱:7インチタブレット
大関:LINE(NHNジャパン)
関脇:マルちゃん正麺(東洋水産)
小結:メッツ コーラ(キリンビバレッジ)
前頭:86、スバルBRZ(トヨタ自動車、富士重工業)、コンビニチルド和菓子、レノアハピネス アロマジュエル(P&Gジャパン)、JINS PC(ジェイアイエヌ)、渋谷ヒカリエ(東京急行電鉄)、等


皆さんのなじみのモノは、番付の中に入っていましたか?


日経MJ ヒット商品番付2012 上半期
2011年ヒット商品番付(日経MJ)
せっかくなので、日経MJヒット商品番付の2010年版


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