シナプス後藤です。
最近、多くのシーンで「思考停止しないように」と言われます。思考停止のパターンには幾つかありますが、マーケティング・カレッジや、企業研修等の教育シーンでは「講師の言うことをそのまま鵜呑みにしない」と言うのがあります。
講師は間違ったことを言っているわけではないのですが、表面を真似してしまうと状況によっては間違った対応になってしまうことがあります。
例えば、分かりやすいところでは、マーケティングにおいては3Cの視点で考える、所謂3C分析はとても重要です。ですが、重要だからと言って、お店の販売員がお客様に「この商品は幾らですか?」と聞かれたとき、「今、お客様が目の前で商品を買おうとしていて、でも、競合店では値引きをしていて、自社のコストや強みを考えると、、、うーん、、」と考えている場合ではないですよね。素直に、値札に書いた値段を読み上げるべきだと思います。
教育提供者の立場からすると、こうならないように、講師に「皆さん、思考停止しないように。講師が言っていることも状況によって間違っている場合もありますから、講師の言うことも疑ってください。」
と言ってもらうこともあります。
そうすると、受講生が何を考えるか?
「そうか、講師の言うことが間違っていることもあるので疑ってかかることは重要だ。」とその話を真面目にメモしてしまうことが多いのです。つまり、「疑ってかかれ」ということを疑いもせずに聞いてしまう、という笑えない話になってしまいます。
さて、先日のスタンフォード白熱教室について書きましたが、そのやりとりで面白いな、と思ったのはその形式ですね。
4人のゲストに質問を投げかけて、回答してもらいます。そのとき、ゲストはウソをついても良く、受講生にそれを「ホント」か「ウソ」かを判定させてゲーム仕立てにしていました。
多分、場を盛り上げることと頭を活性化させることを目的にやっているのだと思いますが、このやり方をすると、「講師が言っていることを疑って考える」というのを自然に実施するようになります。
物事の本質を考えるようになるのではないかと思うのです。
その本質や原理原則、使いやすい条件、使いにくい条件などまで理解するということは重要です。
こういったクイズ仕立てにすることによって理解が深まるのであれば、そのやり方も面白いと感じました。
最近、多くのシーンで「思考停止しないように」と言われます。思考停止のパターンには幾つかありますが、マーケティング・カレッジや、企業研修等の教育シーンでは「講師の言うことをそのまま鵜呑みにしない」と言うのがあります。
講師は間違ったことを言っているわけではないのですが、表面を真似してしまうと状況によっては間違った対応になってしまうことがあります。
例えば、分かりやすいところでは、マーケティングにおいては3Cの視点で考える、所謂3C分析はとても重要です。ですが、重要だからと言って、お店の販売員がお客様に「この商品は幾らですか?」と聞かれたとき、「今、お客様が目の前で商品を買おうとしていて、でも、競合店では値引きをしていて、自社のコストや強みを考えると、、、うーん、、」と考えている場合ではないですよね。素直に、値札に書いた値段を読み上げるべきだと思います。
教育提供者の立場からすると、こうならないように、講師に「皆さん、思考停止しないように。講師が言っていることも状況によって間違っている場合もありますから、講師の言うことも疑ってください。」
と言ってもらうこともあります。
そうすると、受講生が何を考えるか?
「そうか、講師の言うことが間違っていることもあるので疑ってかかることは重要だ。」とその話を真面目にメモしてしまうことが多いのです。つまり、「疑ってかかれ」ということを疑いもせずに聞いてしまう、という笑えない話になってしまいます。
さて、先日のスタンフォード白熱教室について書きましたが、そのやりとりで面白いな、と思ったのはその形式ですね。
4人のゲストに質問を投げかけて、回答してもらいます。そのとき、ゲストはウソをついても良く、受講生にそれを「ホント」か「ウソ」かを判定させてゲーム仕立てにしていました。
多分、場を盛り上げることと頭を活性化させることを目的にやっているのだと思いますが、このやり方をすると、「講師が言っていることを疑って考える」というのを自然に実施するようになります。
物事の本質を考えるようになるのではないかと思うのです。
その本質や原理原則、使いやすい条件、使いにくい条件などまで理解するということは重要です。
こういったクイズ仕立てにすることによって理解が深まるのであれば、そのやり方も面白いと感じました。