シナプス・マーケティング・カレッジ☆公式ブログ

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カレッジ

祖母は100歳

私の祖母は、今度の誕生日で100歳になります。
普段は殆ど寝たきりですが、それでも三度のご飯の際にはちゃんと床から起きて食卓まで歩くそうです。
(もちろん叔母が補助をしていますが)
当たり前ですが、祖母とはもう長い付き合いなのに考えてみるとそのルーツを聞いた事はありませんでした。
小さい頃「おばあちゃん、歳いくつ?」と聞くと毎年「65だよ」と言い続け、早死にした祖父の事はいくら聞いても話してくれず、何とも謎に包まれた人だったのですが、100歳を記念して叔母が祖母のルーツを綴った冊子をつくり、謎に包まれた祖母の半生がようやく明らかになりました。

明治の女

祖母は明治生まれ。
明治、大正、昭和、そして平成を生き抜いてきました。

教科書で習った満州事変や太平洋戦争、関東大震災も実際に経験しています。
苦しい時代、4人の子供(そのうちのひとりが私の父です)を育て上げたのには本当に頭が下がる思いです。
今までは、そんな苦しかった時代の事など話してくれなかったし、苦労なんて「したかね〜?」みたいなひとだったので、私自身あまり実感する事もなかったのだと思います。
普段は豪傑で高慢ちき、祖母をまるで下女か何かのように扱っていた叔母(父のすぐ下の妹)がその冊子の中で「お母さん、ありがとう。いつまでもいつまでも元気でいて下さい。生きていてくれるだけでいい、生きている事が私たちの心のよりどころです。」と書いていたのを読んで、叔母の隠れたやさしい心の一面も垣間見た気がしました。
ところで、100歳になると内閣総理大臣から表彰状と銀杯がもらえるって、知っていました?
かなり大きな表彰状に祖母の名前が立派に堂々と書かれているのを見た時には、少し誇らしいものを感じました。
(当然の事ながら、実に達筆です・・・。)
叔母がまとめた冊子には、祖父の事も少しだけ書いてありました。
祖父のご先祖が津軽藩の藩士だった事や、祖父がどんな理由で亡くなったのかもわかり、私としては少しだけ謎が明らかになった気分でした。

銀座の吉野家

銀座三丁目に吉野家があります。ちょうど銀座 松屋の対面辺りです。(勿論、牛丼の松屋ではなく、デパートです。)

こんなところに吉野家が、と気づいたのが今月に入ってからのことでしたが、どんな人が入るのでしょう、と気になってしまいました。

吉野家と言えば、BSE問題で一時期牛丼をやめていましたが、最近牛丼復活一周年と言うことで、CMを再開しましたね。CMにニューヨークヤンキースの松井を起用したのは、去年の怪我からの復帰と併せて「復活」のイメージを付けたかったからだそうです。

吉野家は、他の牛丼チェーン店が豚丼等、牛丼以外の商品を展開し始めた当初は、「牛丼一本で行く」と頑張っていましたが、結局アメリカからの輸入再開にならず、最終的には他の商品を発売しました。
この対応は賛否両論でしょうが、個人的には吉野家という会社が自社の強みを良く分かっていたので対応が遅れた(敢えてしなかった)と言う点で評価しています。
強みとは、商品のよさもありますが、ローコストオペレーションも大きく、牛丼だけに絞ることで、店舗オペレーションが簡単になるというメリットがあったようです。結論としては、結局他の商品を発売することになるので、もっと早くやれば、と言う議論もあると思いますが、経営者としては輸入再開にかけたんでしょうね。リスクを取る、と言うのはそういう事かもしれません。

さて、銀座の吉野家ですが、先日ついおなかがすいて入ってしまいました。どうも、牛丼と言うのは食べたくなるとそのイメージが頭の中から離れなくなってしまい、ついついカウンターに座ってしまっている、と言う状態になってしまいます。
その時は祝日の夜だったからか、私以外に客は1人しかおらず、結局どういう人が利用するのかはわからずじまいだったのですが。

一つ言える事は、お腹を空かせたマーケティングコンサルタントが利用することはある、と言うことですね。

マーケターには不都合ではない

「不都合な真実」の内容に引き続いて、気になったことを。

普通、映画のDVDは大体、いろいろな映画の予告編等のCMをやりますね。予告編は、本編の良いとこどりだから、個人的には結構好きなのですが。予告編を観て夢中になって本編を映画館に見に行く、と言う体験はかなり少ないので、残念ながら広告サイドの狙いにははまっていませんが。

ま、それはそれとして。
私は初めて見たのですが、最初の予告編に、「他社作品紹介」というテロップが出て、ダーウィンの悪夢とエンロンが紹介されていました。いずれも、所謂社会派映画に当たるものです。
「不都合な真実」は、販売会社がパラマウント社、上記ニ作品は、ジェネオン エンタテインメント社が販売元になっていますので、完全な他社作品みたいです。

ダーウィンの悪夢は、何人かの方に薦められた記憶があるのですが、これも不都合な真実と同様、ビジネスパーソン必見の映画として語られていました。一方、エンロン事件は、SOX法の引き金となった企業の一つ(もう一つはワールドコム社)と言われていますので、内部統制に興味がある人は勿論、ビジネスパーソンとしては知っておいた方が良いこともあるでしょう。
つまり、不都合な真実が、所謂ビジネスパーソンをメインターゲットにおいているのであれば、クロスセルが十分に期待できる作品なのです。であれば、広告料を払ってでも載せてもらう、と言うのは十分に理解できます。勿論、広告料にも依りますが、マーケターにとっては、販売元の壁など関係ないのかもしれませんね。

実際には、資本関係があったりとか、なんらかの関係性があるのかもしれませんので、実は障壁が無かった、ということなのかもしれません。
ただ、マーケティングのアクションとしては、良いアクションだと思います。なぜなら私は久々に予告編を見て、本編を見たくなってしまったので。

「不都合な真実」を観ました

「不都合な真実」を観ました。今更と思う向きもありますが、前から見たいと思っていたことと、最近人に薦められたので、DVDをレンタルしてきました。

中心になっているのは、CO2排出が地球温暖化に影響していて、今出来ることをやらなければならない、と言う論旨です。専門家ではないので、数字の見方が正しいかどうかはもう少し複数意見を聞かないと分からないし、推論部分が正しいかもわからない。また、他の多くの問題に比較して、本当にこれが重要視すべき問題か、も見えない。という批判も考えられますが、いずれにしても問題意識を持つ、と言うのが、今のビジネスパーソンには求められるように思いました。

一方、この作品では、プレゼンターとしてのアル・ゴア氏も評価も結構高いようです。私が最近人に薦められたのは、どちらかと言うと、プレゼンターとしての視点でした。
メインイシューは、「CO2の排出を出来るところから制限すべき」と言う辺りですね。共和党(ブッシュ大統領)批判も若干見えはしましたが、これは「だから民主党へ」と言う事ではなく、ジョークの部類に入る感じがします。
プレゼンテーションは、
・シナリオ(説明するためのメインストーリー)
・ドキュメンテーション(所謂、プレゼン資料)
・デリバリー(本番のプレゼンテーションの立ち振る舞いや言葉遣い)
から構成されます。
シナリオは、全体的に無駄なく「CO2の問題にフォーカス」しており、非常に言いたいことが分かりやすい。
ドキュメンテーションとデリバリーでは、特にグラフの描き方、見せ方が非常に気に入りました。「今のCO2量は、」とエレベーターに乗るプレゼンの仕方は私も一回やってみたいですね。

本来は英語がちゃんと理解できれば良いのでしょうが、私の語学力ではそこまでのレベルは分かりませんでした。ただ、薦めてくれた方の話によると、話し方も非常に良い、との事でしたので、プレゼンテーションでも特に英語で行う機会がある方は参考にされるのも良いかもしれません。

うれしいお知らせ

今日メールでうれしい一報が入りました。
私共が運営している「シナプス・マーケティング・カレッジ」のご受講生がマーケティングコンサルタントとして独立をしたとのご報告をいただきました。
現場で培った豊富な経験と弊社で学んだプロセスをうまく融合させて独立されたのではないか?と想像しています。
心から応援したいと思っています。
そして、その会社でもビジネスパーソンをサポートする様々なセミナーも開催されるようです。
ちょっと紹介まで。

第1回:【女性限定キャリアデザイン・セッション】

■日時:9月20日(木)19:00〜21:00/きゅりあん6F(大井町)
■テーマ:「自分のテーマを見つける/出会う」
■講師: 朝日新聞社/新規事業グループ 中西 知子 氏
■参加費用:一般3,000円/学生2,000円
■お申込み:info@relation-stage.com
■主催:リレーションステージLLP(http://www.relation-stage.com/)

*詳しくは↓
http://www.relation-stage.com/?p=32&preview=true


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女性のキャリアデザインについては皆さん興味があるところかと思います。
本当は男性も興味あったりするところかと思いますが、今回は女性限定。
私も参加したいくらいです。
どんな仕事をするにしても、きちんと目標を立てること。自分を知ること。を明確にしないとこれだけ情報が氾濫していると迷ったり勘違いしたりしてしまいます。
気をつけないといけないですね。
セミナーを聞いてみて自分を見つめ直すのもいいのかも。
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