こんにちは。
シナプスマーケティング・カレッジの名和田です。

いつも間にか、このシリーズもいいところまで来ましたね。
今回は、一点集中主義について解説していきましょう。

これは、結論から言ってしまえば「選択と集中」と同じ意味です。
とにかく、ここで勝つんだ!という自らのフィールドを設定し、
そこに集中特化していくということです。

多くの企業は、売上げ利益を上げる為に、戦線を拡大し、
営業テリトリーを広げ、商品ラインナップも増やしていくといった
戦略を取りがちですが、これは大きな間違いの1つです。

確かに戦線の拡大は、多少の売上げの拡大には繋がる
可能性は有りますが、これを弱者のまま実行すると、
常に負け組みのまま。経費ばかり出て行く結果に陥ります。

したがって、特に弱者にとっての有効な戦略は「一点集中」です。
とは言え、どこに集中するのか?
これに関しては、とにかく勝てるところ。
自社の一番強みが活かせるところに絞ることです。

孫子の兵法にもある、「勝ち易きに勝つ」という教えです。

但し、ここだと決めた領域では、NO.1にならなくてはなりません。
NO.1になることのメリットは、また詳しく見ていくとしますが、
とにかく、ただの1位ではなく、ダントツのNO.1を目指すことです。

集中すべきは、強者であれば第1に商品。
第2に客層。第3に地域です。

弱者はその逆。
第1に地域。第2に客層。第3に商品。
・・・という順番で考えていくと良いでしょう。

これはそれ程深い意味ではなく、差別化のし易さという視点が
その理由です。

但し、業種、業態、自社資源などによって状況は異なりますので、
何に集中すれば、勝てるのか?
これをまずは考えていくとことをお奨めします。


次回は、それぞれについて詳しく見ていくこととしましょう。

参考文献:「ランチェスター戦略マニュアル」
     「ランチェスター戦略弱者逆転の法則