先週(4/18)の金曜日の日経MJに、マクドナルド流の集客術について、記事が出ていました。

何でも、ハンバーガーに玩具などを組み合わせた「ハッピーセット」の販売個数が、07年に初めて1億個を突破したそうです。

これは、顧客に想定する年齢層(3〜9歳)の全員が、1年に10個買ったことに相当する数字とのこと。

スゴイですね〜。
ただ、これにはマック流の「おもちゃ」集客術があるとのことです。

同社では、「おもちゃはおまけ」という概念から、「単なるおまけのおもちゃではなく、家族の楽しい場所、時間を経験できる為のツール」と位置づけてるそうです。

この前提から、マック流の玩具の開発は3つの法則からなるとのこと。

1.親子の会話に繋がる大人にも響くもの
2.サプライズとわかりやすさの両立
3.はずれがないようにする

個々の詳細については、「日経MJ」を是非チェックして頂きたいと思いますが、この「おまけ」1つ取ってみても、マクドナルドは緻密な計算のもと展開しているんですね。

まさに、市場の強者たる理由がそこにもある感じがします。

それと、ここで改めて認識し直したことは、マクドナルドは創業以来、一貫して、家族(ファミリー)を第一の顧客として捉えてきていることです。

さて、モスバーガーはどうだったか?
ロッテリアは?

この視点で、また見直してみたいと思います。