年に一、二度「読書熱」に襲われる事があります。
大抵は年末の暮れも押し迫り、大掃除もおせちの準備も終わり、あとは年越しそばを頂くだけ・・・と言う時にむしょうに何か本が読みたくなるのですが、何故か数ヶ月前から読書熱にうなされ続けています。

しかも必ず「アガサ・クリスティー」

私が初めてアガサの存在を知ったのは、「なぜエヴァンズに頼まなかったのか?」と言う2時間もののドラマをテレビで観た時でした。

まだかなり小さかったと思いますが、画面に広がるイギリスの風景に不思議な魅力を感じたのを憶えています。
もちろんストーリーも、当時チビ助だった私にはとても新鮮で刺激的、「犯人は誰?」「ボビーとフランキーの恋はどうなるの?」とわくわくしながら2時間見入ってしまったものでした。
それから時は経ち中学1年生の時、ある友人が「書斎の死体」と言う本を読んでいて、その本の作者こそ「なぜエヴァンズに頼まなかったのか?」の作者だった事を知り、学校の帰りに本屋へ走ったのですが、思えばそれが始まりでした。
熱はさめたりまたのぼせたり・・・と、それなりに波はあったものの、私のアガサ好きは今でも続いています。
そして、今まさに「うなされている」状態なのです。
「読書熱」と言うよりむしろ「アガサ熱」と言ったほうがよいかも知れません。
まるで何かにとり憑かれたように次から次へとアガサの本が読みたくなり、週末に買った本は週明けには読み終えてしまうほど。
本当に何かにとり憑かれているんじゃあないかしら・・・と自分でも思うのですが、止められないのです・・・。
いつもなら、2,3冊読めばその欲求は満たされるのですが・・・。
今度の熱は一体いつまで続くのでしょう・・・。