先日、運転免許証の更新に行ってきました。
我が家には車がないので、ここ何十年もハンドルを握っていません。
なので当然の事ながら色は「ゴールド」です。
義理の母には「ルールを守って違反をせずに安全運転を続けた人がゴールドならわかるけど、運転すらしない人がゴールドなんておかしいっ!」とよく言われています・・・。
しかし実際の所違反のしようすらないのですから、こればかりは私に言われても・・・。
違反といえば、更新の際に受けた講習で教官が力説していたのが印象的でした。

私の住んでいる所は交通事故発生件数が非常に多く、過去5年間のデータでは毎年上位に名を連ねています。
教官曰く「ルールを守ろうと言う気の全くない、マナーを無視した非常識な連中が車を運転しているようなもの」だそうです。
あまりの言われようでしたが、罰則規定が厳しくなる中、全国レベルで摘発件数が減っていると言うのに、私の住んでいる所だけ増加傾向にあると言う事実を数字で示されてしまうと立つ瀬もない・・・と言う感じです。
悲惨な事故が相次ぐのを受け、法が改正されたり罰則規定が強化されたりしているのに「何故罰則が強化されたか?」と言う根本的な部分を理解せず、「自分には関係ない」とか「私は大丈夫」なんて思っている人が、きっとこの地域に大勢住んでいると言う事なのでしょう。
「車は便利だけど、走る凶器でもある。」と、教習所で教わった事を今一度思い出してみて頂きたい。
私も、いつどんな事情で車が必要となるかわかりません。
そうなった時に「凶器を走らせる」事にならないようにしたいと思いました。