近頃は、メール対応が生活の一部と化しているのは、恐らく私だけではないと思います。。
今ではすっかり「当たり前」になっているので、突然マシンがクラッシュしたり、サーバーがダウンしたりするともうお手上げ、仕事になりません。
それまでは、電話や手紙が連絡手段だったのに・・・。
携帯しろマシンにしろ、つくづく「電子もの」にどっぷり浸かっている自分を実感します。

「顔が見えない」からこそ、気をつけたい

前回でも触れた採用応募の窓口も、やりとりは殆どメールです。
応募を受け付けると「ご応募ありがとうございます」メール、面接日程をすり合わせて確定すれば「面接日程のご案内」メール、面接後の合否も、採用が決まり入社までの諸々の連絡などももちろんメールです。
面接に来て頂くまでは、お互い顔すら知らない状態。
だからこそ、メールの文面にはかなり気を使います。
この夏、大々的に採用募集の広告を出した話は前回もしましたが、その際のメールのやりとりでも気になる文面がいくつかありました。
みなさん一様に大変丁寧な文面なのですが、中には尊敬語や謙譲語の使い方が「ちょっと違うかも・・・」と言う文面があったり、全くその辺の事を気にしていない文面があったり、「ああ、やってしまったね・・・」と苦笑してしまうようなものがあったり。
そう言ったメールを見て改めて「メール」と言うのは、雰囲気や気持ちを伝えるのが非常に難しいと言う事を痛感しました。
決して怒っている訳ではないのに、文字にして読んでみると何だかとてもぶっきらぼうで感じの悪い文になっていたりして、送り返す方の私も、送信ボタンを押す前に何度も読み直しては削除したり付け加えたりしたものです。
特に、転職を考え就職活動中の方に申し上げたいのは、応募のメールも「その人」を判断する材料の一つになっていると言う事です。
変換間違いはもちろん、「てにをは」や尊敬語、謙譲語の使い方、言わんとする事がその文章で伝えられているかなどなど、採用担当側はそう言った所もしっかり見ていたりします。
いわば「はじめの一歩」のメールなのに、それが「なんじゃこりゃ?」みたいな文面だったらどうでしょう。
シナプスの場合、殆どが転職希望の方からのご応募ですが、数年でも社会経験があるのであれば尚の事。
「学生さんの応募じゃないんだから・・・」と採用側に思われてしまったら、面接に漕ぎ着けるかどうかも危うくなって来るかも・・・。
そんなところでつまらない評価をされてしまうのは、本当に勿体無いと思います。
会わなければご本人はよさをアピールする事すら出来ないし、私達はそれを知ることもできないのですから。
送信ボタンを押す前に、今一度文面を読み直してご確認を!!
・・・と言いつつ、これは自分に向かって言っている事でもあるのですが。

今回はここまで。次回をお楽しみに〜!!