BOBOという言葉をご存知でしょうか?
BOBOとは、「ブルジョア・ボヘミアン」と呼ばれ、この2つの単語の頭文字をとったもので、アメリカの新上流階級といわれています。
BOBOには以下のようなルールがあります。

ルール1:BOBOは必要な品だけに大金を使う。最高級のトレッキングシューズに数百万ドルを使うのは許されるが背広の合う最高級の靴を買うのは下品なことである。
ルール2:例えそれが自分の職業と何の関係のないものでも、「プロも満足する品質」だと思われるものである限り、どんな多額の金を投資しても完全に許されることである。
ルール3:つまらないことに完璧主義を実行すべし。
ルール4:肌触りは粗ければ粗いほど良い。新エリートたちは、不均衡さに満ちた環境づくりを好む。BOBOにとって、粗さは本物であることを美徳している。
ルール5:BOBOは謙譲の美徳を知っている。隣人に負けまいと見栄を張ることを拒否する。その代わり、彼らは、自分のステータスを上げる。そのためにはあらゆる面で、隣人よりもほんの少しカジュアルでなければならない。
ルール6:BOBOは、ばかばかしいこだわり商品を買う。
ルール7:BOBOは、他人と同じ商品は選ばない。だが値段のような下品なことには注意を払ったりしてはいけない。
このように、自分の哲学をもった自由の精神のあるこだわりのある上流階級の人々の事を指しています。
今注目されている多くの企業は、こうしたBOBOたちに訴えるものが数多くあるように思われます。

スターバックスやハーレーダビッドソン、リッツカールトンホテル・・・・・などは、単なる商品やサービスだけでなく、それぞれの持つストーリーを感じさせてくれます。

物質的な贅沢から、精神的な自由の世界へと時代は流れているといえるのかもしれません。

これからの時代は、人々の自由なライフスタイルを支える、明確なメッセージを持った企業が成功していくのではないでしょうか。