メトロセクシャルという言葉をご存知でしょうか?

メトロ(都心)に住み、女性のようにファッションやスキンケアなどに熱心な、洗練された生活を送る男性のことを言います。

【メトロセクシャルの定義】

男性である。
都会に住んでいる。
流行に敏感。
身だしなみを整えるのに熱心である。
性的にはストレート(女性を好む)。
どちらかと言えば高収入。
20代後半〜30代。
グルメである。
(資料:オズインターナショナルより)

1994年にイギリスの作家マーク・シンプソンが生みだした造語で、2003年の夏以降、アメリカではコスメやアパレル業界における「メトロセクシャル現象」が新聞や雑誌で大きく取り上げられています。

元々はアメリカ、特にニューヨークなどで生まれた概念で、男性 ・女性・ゲイに続く「第四の性」とも呼ばれています。

日本でも、「メトロセクシャル委員会」と言うものが組織され、「2005メトロセクシャルオブザイヤー」を選出されたり、多くの関連サイトが立ち上がるなどその動きも活発となってきているようです。
ちなみにGoogleで検索すると65,300件もヒットしました。

アメリカでは、クリニークやクラランスが男性用スキンケア商品をいち早く売り出したのに続き、2001年以降はニベアやニュートロジーナも低価格商品の販売を開始しています。
結果、10代の男性にもメトロセクシャル現象が拡大し、市場全体の売上げが倍増しているとのことです。

その波は日本でも「伊勢丹メンズ館」や「SHISEIDO MEN」、メンズエステの定着などいたるところに見られます。

これからは「美しい男」の時代となるのでしょうか・・・