「スポーツ」をビジネスの視点で切り取った時にどういう価値があるのか、ということを以前考えており、その備忘録として記載しておきます。
競技スポーツのコンテンツ価値として、一義的な価値はエンターテイメントとしての価値です。
(競技スポーツは、プロスポーツやオリンピック、国際大会等、「見る」スポーツのことを指します。)
トップアスリートが介在するこれらの競技は、見る人が多いので、そこにお金が集まり、例えば、リーグとして存在し得たり、プロアスリート向けの用具が出来たりするわけで、エンターテイメントビジネスとしての価値が周辺産業を成り立たせています。
では、なぜ面白いのか?
ポイントは4つあります。
1) 競技のゲーム性
2) 勝ち負けに感情移入できる
3) 「自分」の延長線上にある
4) 偶発性がある
1) 競技のゲーム性
ルールで縛ることで、変数を単純化できる面白さがありそうです。
勝利条件、取りうる選択肢、等が見ている人でも理解ができ、一方で、多少の偶発的要素によって弱いチームが勝ったり、途中で逆転できたりする点も面白い。
2) 勝ち負けに感情移入できる
サッカー日本代表やWBC(World Baseball Classic)等がまさにこれにあたりますが、自分たちのチームが戦って勝ったらそりゃ嬉しい、という単純な感情です。水戸黄門が悪者をやっつけるのも同様かもしれませんが、ひいきにしている人たちが勝つ、というのはうれしいものです。
3) 「自分」の延長線上にある
これは仮説にすぎないのですが、、、
多くのスポーツは、自分でできます。例えば、野球のピッチャーなんかもマウンドに立って投げれば、時速80kmくらいでなら投げられると思いますが、プロは倍のスピードで投げるわけです。素人はバッティングセンターで、まぁそこそこうまい人なら時速120kmくらいのストレートならヒット性のあたりになるわけですが、150km/hでフォークボールがズドンと落ちてくるとかすりもしない。
こういう想像ができるので、「スゲー」と感じ、そのすごさに感動する、というようなことがありそうです。
4) 偶発性がある
映画やドラマ等に比べて、という事ではありますが、偶発的な出来事があるから面白い、という側面は結構強いです。これは近年顕著なことですが、音楽はCDやダウンロードはそれほど売れておらず、むしろライブが収益源としてシフトしています。入手が楽、という事でもあるのですが、その一方で、「その場で見るからこそ面白い偶発性」が影響しているのも一因かと思います。その線で見ると、毎試合結論がわからないことの面白さがあるのかもしれません。
競技スポーツのコンテンツ価値として、一義的な価値はエンターテイメントとしての価値です。
(競技スポーツは、プロスポーツやオリンピック、国際大会等、「見る」スポーツのことを指します。)
トップアスリートが介在するこれらの競技は、見る人が多いので、そこにお金が集まり、例えば、リーグとして存在し得たり、プロアスリート向けの用具が出来たりするわけで、エンターテイメントビジネスとしての価値が周辺産業を成り立たせています。
では、なぜ面白いのか?
ポイントは4つあります。
1) 競技のゲーム性
2) 勝ち負けに感情移入できる
3) 「自分」の延長線上にある
4) 偶発性がある
1) 競技のゲーム性
ルールで縛ることで、変数を単純化できる面白さがありそうです。
勝利条件、取りうる選択肢、等が見ている人でも理解ができ、一方で、多少の偶発的要素によって弱いチームが勝ったり、途中で逆転できたりする点も面白い。
2) 勝ち負けに感情移入できる
サッカー日本代表やWBC(World Baseball Classic)等がまさにこれにあたりますが、自分たちのチームが戦って勝ったらそりゃ嬉しい、という単純な感情です。水戸黄門が悪者をやっつけるのも同様かもしれませんが、ひいきにしている人たちが勝つ、というのはうれしいものです。
3) 「自分」の延長線上にある
これは仮説にすぎないのですが、、、
多くのスポーツは、自分でできます。例えば、野球のピッチャーなんかもマウンドに立って投げれば、時速80kmくらいでなら投げられると思いますが、プロは倍のスピードで投げるわけです。素人はバッティングセンターで、まぁそこそこうまい人なら時速120kmくらいのストレートならヒット性のあたりになるわけですが、150km/hでフォークボールがズドンと落ちてくるとかすりもしない。
こういう想像ができるので、「スゲー」と感じ、そのすごさに感動する、というようなことがありそうです。
4) 偶発性がある
映画やドラマ等に比べて、という事ではありますが、偶発的な出来事があるから面白い、という側面は結構強いです。これは近年顕著なことですが、音楽はCDやダウンロードはそれほど売れておらず、むしろライブが収益源としてシフトしています。入手が楽、という事でもあるのですが、その一方で、「その場で見るからこそ面白い偶発性」が影響しているのも一因かと思います。その線で見ると、毎試合結論がわからないことの面白さがあるのかもしれません。