シナプス後藤です。

日経MJが毎年発表しているヒット商品番付の2017が発表されました。
横綱に「アマゾン効果」 MJ2017年ヒット商品番付


【日経MJヒット商品番付2017】

■東:
横綱:アマゾン・エフェクト
大関:安室奈美恵
関脇:GINZA SIX
小結:シワ取り化粧品
前頭:ホンダ「N-BOX」、Abema TV番組 iPhoneX、うんこ漢字ドリル、桐生祥秀、明治「ザ・チョコレート」、上野(パンダ、展示会、パルコヤ)、サントリー食品インターナショナル「クラフトボス」、スクウェア・エニックス「ドラゴンクエストXI」、外食値上げ・スーパー値下げ、豪華列車、イミュ口紅「オペラ リップティント」、高級ミラーレス、竹内涼真

■西:
横綱:任天堂ゲーム機
大関:AIスピーカー
関脇:スタートトゥデイ「ゾゾタウン」
小結:睡眠負債商品
前頭:株高、ウーバーイーツ、ハンドスピナー、「君の名は。」映像ソフト、カズオ・イシグロ、コンビニ焼き鳥、イズミ「LECT」、キリンビール「零ICHI」、VR施設、格安4Kテレビ、脱・痛勤、ダンシング・ヒーロー、愛知ドビー「バーミキュラライスポット」、坂道シリーズ


殊勲賞:清宮幸太郎&中村奨成
敢闘賞:加藤一二三
技能賞:池の水ぜんぶ抜く(テレビ東京)
流行語賞:35億
残念賞:プレミアムフライデー


東の横綱は、Amazonですね。生鮮など領域拡大しており、三温度帯での宅配網が構築されると他社との差別性が相当強くなるのでは、と想像しています。Amazonだけの影響ではありませんが、ECの取引増加で宅配業界の人手不足が顕在化してきましたね。上期は稀勢の里が東の横綱でしたが、先日の日馬富士の件で各界がゴタゴタしているからか番付からなくなってしまいました。
一方で西の横綱は上期から引き続き、任天堂が選ばれました。スマホ全盛の今、これだけ人気が出るというのも素晴らしいことですね。

ゾゾタウンは、採寸用のスーツを無料配布しましたが、これが実用化されるとアパレル業界も一気にEC化が進む可能性がありますね。アパレルECのバリアとして、サイズの問題が大きいと言われますが、それが解消される可能性が高いということです。どの程度の精度になるのかは興味深いです。個人的には靴でやって欲しいのですが、、、。
AbemaTVやウーバーイーツ等、業界を変化させる新しい試みが出てきているのも面白いですね。既存の業界ルールに縛られない動きをするプレイヤーに対して、既存のプレイヤーがどう反応するか、というところも含めて楽しみです。

個人的には、iPhoneXが入ったのは驚きで、スマホ端末は革新的なものが出ないとランクインしないと思っていましたが、世の中はまだまだAppleが中心なのかもしれません。AI等の機能が搭載されているので、今後の進化のスタート地点になると思いますので、今後が楽しみですね。


皆さんはどう言う感想を持ちましたか?

日経MJヒット商品番付2017上期
日経MJヒット商品番付2016
日経MJヒット商品番付2016 上半期
日経MJヒット商品番付2015
日経MJヒット商品番付2015 上半期
日経MJヒット商品番付2014
日経MJヒット商品番付2014 上半期
日経MJヒット商品番付2013
日経MJヒット商品番付2013 上半期
日経MJ ヒット商品番付2012
日経MJ ヒット商品番付2012 上半期
2011年ヒット商品番付(日経MJ)
せっかくなので、日経MJヒット商品番付の2010年版