シナプス後藤です。
少し前になりますが、日経MJから、2015年度上期ヒット商品番付が発表されました。

■東
横綱:インバウンド旋風
大関:ピケティ現象
関脇:セブンドーナツ
小結:アップルウォッチ
前頭:修造カレンダー、男気・黒田、東京駅開業100周年Suica、クラフトビール、ガウチョパンツ、野菜系ファストフード、ねこあつめ、華もち、肉体改造トレ、蔦屋家電、イハダアレルスクリーン、火花、ハリルジャパン、リキジョ
■西
横綱:北陸新幹線
大関:ベア
関脇:イートイン
小結:ドローン
前頭:リズムネタ、こんまり、成田空港LCCターミナル、ブルーボトルコーヒー、スポーツサンダル、粉末ドレッシング、755、塩パン、ビヨンドマックスメガキング、さよなら詣で、出るが―土、2.5次元エンタメ、日本企業価値向上ファンド、プロ彼女

殊勲賞:鈴木雄介(競歩)
敢闘賞:哲子の部屋
技能賞:トヨタ「MIRAI」
話題賞:英王室
残念賞:大塚家具


昨年度は消費税増税が大きなトピックでしたが、今年はイベントとしてはあまり大きなものは無かったようですね。東の横綱に選ばれたインバウンド需要は結構いろいろなところで話を聞きました。
シナプスはオフィスが銀座にありますが、先日銀座にあるマツモトキヨシに立ち寄ったらTAX FREEのレジがあり通常のレジよりもそちらの方が行列していました。いま、平日の銀座は特に中国系の観光客であふれかえっています。ホテルも増えているようですし、かなりの需要が期待されますね。
オリンピックに向けて徐々に盛り上がって行くのでしょうけど、オリンピックまでに観光大国の地位を築きたいものです。

ここ数年、動きを気にしているIT関連では、アップルウォッチとドローンが入りましたね。私個人としてはドローンが衝撃的です。先日官邸に落ちた、と言う話もでましたが、いま、悪意あるものが使えばかなり色々なことが出来てしまいます。まだ人を乗せる、モノを運ぶ、という輸送機能には限界がありますが、今後使い方が更に増えてきて規制と進化が同時に起こる面白い状況になるのではと思います。インターネットは規制の方がだいぶ遅れましたが、ドローンは物理的な影響が大きいため、規制が早めにかかるのではないでしょうか。

食関係では、セブンドーナツとイートイン、という小売が大きな変化を起こして言っていますね。小売は消費者の直接接点で売上が消費者行動に大きく影響を受けるため、変化のスピードが早い業界です。業界ガリバーであるセブンイレブンはコーヒー、ドーナツと少しずつ業界をとりこんでいますので、次の一手は気になるところですね。
一方で、イートインは、今までもデパ地下にはありましたが、スーパーやコンビニに拡大していますね。コンビニは特に、コーヒーを始めたのが大きいのではないでしょうか。
スーパーでも店舗で調理しているところですと、「作りたて」を売りにするところが増えてきそうですね。

個人的にはクラフトビールの人気が出たのは嬉しい事です。最近、銀河高原ビールが好みですが、選択肢が増えると言うのはいい事ですね。

皆さんはどのような感想を持ちましたか?

※2015/06/10の日経MJの記事です。


日経MJヒット商品番付2014
日経MJヒット商品番付2014 上半期
日経MJヒット商品番付2013
日経MJヒット商品番付2013 上半期
日経MJ ヒット商品番付2012
日経MJ ヒット商品番付2012 上半期
2011年ヒット商品番付(日経MJ)
せっかくなので、日経MJヒット商品番付の2010年版