シナプス後藤です。
最近、スタートアップベンチャーの方とお話しする機会が増えてきました。特に仕事で関わっているわけではないのですが、友人がスタートアップベンチャーを立ち上げていたり、あるいは、その界隈の方やVCとお付き合いしている方が何人かいらっしゃるのでご紹介いただく機会が増えたのが理由です。
先日、友人が運営しているシェアオフィスに行ってきました。
0-1Boosterhttp://01booster.com/
彼らと話していて感じるのは、彼らの話すスピードが極めて速い、という事です。スピードが速い、と言っても別に早口なわけではなく、論理展開と話すテンポが速いのです。
通常の会話だと次の通りでしょう。
後藤:「最近、景気は如何ですか?」
相手:(1-2秒程度の間)「そうですね、最近はかなり良いですよ。」
後藤:「なるほど、何が理由何でしょうね?」
相手:(1-2秒程度の間)「恐らく、、、、」
と、質問に対して考える間があります。
ところが、彼らは違います。
後藤:「最近、景気は如何ですか?」
相手:「かなり良いですね、今ITでは***、ベンチャーだと***、教育系のスタートアップは***、」
と、質問に対してほとんど間をおかず回答を初めて、更に次々に論理展開されます。
これは別に用意された質問と回答というわけでもないし、元々彼が話すのが速かったと言うわけではありません。恐らく、普段から会話のスピードが速いため、このスピードが当たり前になってきているということだと解釈しています。
頭の回転は環境によって変化するものと思っています。ですので、速場所にいると自然と慣れてくるものです。彼らは勿論優秀なのだと思いますが、特別な天才なのではなく、環境がそうさせたのだと思います。
これは言い換えれば、ベンチャー、スタートアップという領域はそれだけスピードを必要とするという事だと思います。
特に、IT領域の場合、同じようなアイディアを同時に多くの人が考えます。たとえば、Amazon.comも立ち上げる際には既に多くのプレイヤーが書籍のネット通販を始めていたと言います。Amazon.comが今ほど大きくなった要因の重要な一つは、他のプレイヤーに比べて改善スピードが異常なまでに速かったと言う事でしょう。
競争優位の一つとして、First Mover Advantage(先行者優位)という言葉がありますが、環境変化のスピードが速い業界ほど、これがKSFになってくることも多いです。その場合、環境適合として、考えるスピードが速くなるのかもしれません。
最近、スタートアップベンチャーの方とお話しする機会が増えてきました。特に仕事で関わっているわけではないのですが、友人がスタートアップベンチャーを立ち上げていたり、あるいは、その界隈の方やVCとお付き合いしている方が何人かいらっしゃるのでご紹介いただく機会が増えたのが理由です。
先日、友人が運営しているシェアオフィスに行ってきました。
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彼らと話していて感じるのは、彼らの話すスピードが極めて速い、という事です。スピードが速い、と言っても別に早口なわけではなく、論理展開と話すテンポが速いのです。
通常の会話だと次の通りでしょう。
後藤:「最近、景気は如何ですか?」
相手:(1-2秒程度の間)「そうですね、最近はかなり良いですよ。」
後藤:「なるほど、何が理由何でしょうね?」
相手:(1-2秒程度の間)「恐らく、、、、」
と、質問に対して考える間があります。
ところが、彼らは違います。
後藤:「最近、景気は如何ですか?」
相手:「かなり良いですね、今ITでは***、ベンチャーだと***、教育系のスタートアップは***、」
と、質問に対してほとんど間をおかず回答を初めて、更に次々に論理展開されます。
これは別に用意された質問と回答というわけでもないし、元々彼が話すのが速かったと言うわけではありません。恐らく、普段から会話のスピードが速いため、このスピードが当たり前になってきているということだと解釈しています。
頭の回転は環境によって変化するものと思っています。ですので、速場所にいると自然と慣れてくるものです。彼らは勿論優秀なのだと思いますが、特別な天才なのではなく、環境がそうさせたのだと思います。
これは言い換えれば、ベンチャー、スタートアップという領域はそれだけスピードを必要とするという事だと思います。
特に、IT領域の場合、同じようなアイディアを同時に多くの人が考えます。たとえば、Amazon.comも立ち上げる際には既に多くのプレイヤーが書籍のネット通販を始めていたと言います。Amazon.comが今ほど大きくなった要因の重要な一つは、他のプレイヤーに比べて改善スピードが異常なまでに速かったと言う事でしょう。
競争優位の一つとして、First Mover Advantage(先行者優位)という言葉がありますが、環境変化のスピードが速い業界ほど、これがKSFになってくることも多いです。その場合、環境適合として、考えるスピードが速くなるのかもしれません。