シナプス後藤です。

オフィスからの距離の関係上、都営浅草線 宝町駅を良く使います。
takaracho出所:東京都交通局


宝町駅には、最近出来たのだと思いますが、駅のホームを出るとすぐにエレベーターがあるところがあります。上記図中のA7ですね。
このエレベーターは特にオフィスが京橋にあったころには便利でした。出てからオフィスまでがかなり近くなりましたので重宝しておりました。

このエレベーターには問題があります。
エレベーター自体は当然ですが、改札の外にあります。問題は、エレベーター以外の手段がここの出口には無いことです。ですので、一度この改札から出てしまうと、エレベーターで外に出るしかないわけなのですが、エレベーターは当たり前ですが店員があります。
問題とは、このエレベーターを使う人数に比較して、エレベーターのキャパシティが足りないことが往々にしてある、と言うことです。

物事の処理能力は、ボトルネックに依存します。どんなに間口が広かろうとも最大処理能力は「もっとも処理が劣る機能」によって決まるのです。ここではエレベーターのキャパシティがボトルネックでしょう。

一度改札を出てしまうと、エレベーターに乗るしかない。が、エレベーターのキャパシティは十分大きくないので、結果的に改札出口に人が溜まる、と言う状態になります。


抜け道として階段がついていれば、こんなに混まずに住むのですが、駅の構造上難しいのかもしれません。

要するに構造上難しいものは難しい。
ビジネスが「儲からないべくして儲からない」と言うのと同様、混むべくして混む、と言うことです。


※と言っても、混む時間帯があるというだけでそれほど乗降数の多い駅でもないでしょうから、実態はそれほど問題にならないのかもしれません。