シナプス後藤です。

日経MJが毎年行っている日経MJ ヒット商品番付2012の上半期版が発表されましたね。
日本経済新聞:スカイツリーが1人横綱 12年上期ヒット商品番付
2012上半期 ヒット商品番付



横綱は東がスカイツリー、西は該当なしだそうです。
大関は東がアクア(トヨタ自動車)、西はピーチアビエーション(LCC)。
関脇は東がギャラクシーノート(サムスン電子)、西はLINE(NHNジャパン)。

私のエントリーで言えば、
小結:メッツコーラ
前頭:渋谷ヒカリエ
とどうやら二つだけのようなので、少しアンテナが低いな、という結果でした。


確かに、スカイツリーは非常にフォーカスされていますね。
やはり、名所が出来る、と言うのはそれだけインパクトが大きいと思います。中東(ドバイ、サウジ)や中国(上海、香港)、台湾(台北)が世界一のビルを競っていますが、これらは世界一、という称号を得ることで経済効果が得られる事を想定しているのかもしれません。勿論、「国家の沽券」のような話もあるのかもしれませんが、少し前に流行った「二番じゃダメなんですか?」という質問に明確に「ダメ」と答えられる性質のものだと思います。


マーケターで無くとも、世の中の動向にアンテナを伸ばしておくのは良いことだと思います。勿論、アーリーアダプターになるのはとても良いことなのですけど、自分が動かなくとも少なくともキーワードは知っておく。何が流行っているかを知っておく、ことはとても重要に思います。
そこから何を見出すのか、は皆さんのスキル次第でしょうけど、知っているのと知らないのでは大きな違いですからね。
その意味では日経MJのまとめるヒット商品番付は傾向を掴むのにとてもよいやり方ですね。

皆さんはどのくらいアンテナが立っていましたか?


なお、2011年はこちらです。
シナプス・マーケティング・カレッジ☆公式ブログ「2011年ヒット商品番付(日経MJ)」

更に、2010年はこちらです。
シナプス・マーケティング・カレッジ☆公式ブログ「せっかくなので、日経MJヒット商品番付の2010年版」