シナプス後藤です。

イノベーションにおいては、失敗のマネジメントが重要です。
どこで聞いた(読んだ)のか忘れてしまいましたが、シリコンバレーでは、いくつ会社をつぶしたか、が一つの箔になっている、と言います。これは、「失敗をたくさんしている、と言う事は多くの事を学んでいるため、より成功確率が上がっているはずだ」と考えるためです。
新しいビジネスは、そもそも難しい。だから、失敗することもある。それをちゃんと学習できるかどうかが重要なわけです。

ただ、これは言うは易く行うは難し、です。

それを制度として実施している会社が、大阪の機械部品製造業の太陽パーツ株式会社です。

産経新聞:社員表彰に「大失敗賞」 その“栄誉”に込めた思い

通常の社長表彰だけでなく、大失敗をした人にも金一封を与える、という制度だそうです。
失敗を責めない、というだけでなく、ある意味では失敗を推奨する制度ですね。

 「もちろん挑戦して成功すれば一番いいのですが、何もしないよりは挑戦して失敗する方がいい」と総務部の山根数豊さん。「失敗したからといって、代わりの人材もいない。一度失敗しても、次は活躍してほしい」と話す。社員が少ない中小企業にとって、人材を大事に育てたいという思いも込められている。


ある意味では、中小企業だからこそ、人材を無駄に出来ない会社だからこその制度かもしれません。
ですが、この会社、例えば、会社概要のページ(上記)には
21世紀に入り、変化スピードも早まり、ニーズも多様化してきましたが、幸い当社には若々しいエネルギーと、チャレンジ精神が満ち溢れています。

と書いてあったり、アイディア募集ページで社外から発明等を募集したりと、新しい何かを生み出そうとするのに必死です。

これが企業文化、と言う事なのではないでしょうか。

失敗は勿論嬉しい事ではありませんが、それをマネジメントして次につなげる、これがイノベーションの元になるように思います。