シナプス後藤です。

Facebook CEOのマーク・ザッカーバーグ氏の写真とともに、この「完璧を目指すよりまず終わらせろ」という言葉が出回っています。

これは、Facebookの壁に貼ってある言葉なのだそうです。
熊坂 仁美さんのオフィシャルサイト:Facebookアプリ開発者たちとマーク・ザッカーバーグの言葉をかみしめる。


Facebook等ではかなりシェアされていたように思いますので、「Facebookでコメントを書くような人達」には刺さるメッセージだったのかもしれません。
※私の感覚では、まだまだFacebookでコメントを書く人は、日本全体の中では特定セグメントのように思いますので、こういう表現にしました。


ただ、この「まず終わらせる」というのがとても難しいのですよね。勿論、終わらせるためのスキルもあるのですが、それ以前に「こんなレベルで出して良いのか?」あるいは「最低限このレベルまでは作りたい」というようなマインドが大きいと思います。


これを超えるためには大きく二つのやり方があるように思います。
1) 「とにかく出す」を最優先に
 やはり、「良い物を出したい」という想いは誰にもあると思います。また、「せめてここまでは」というプロ意識も当然あるでしょう。勿論、そういう気持ちは必要なのですが、それ以前に「とにかく出さなければ始まらない」という意識を持ちたいものです。
 訳では「終わらせろ」となっていますが、大体こういう気持ちがネックになるのは成果を世の中に発表する時です。例えば、ブログなどが良い例だと思います。私は自分のPCに下書を書いて、そこからコピーしてアップすることも比較的多いです。その時、「終わる」という状態を間違えてはいけないのは、下書が100%書きあがる事ではない、という事です。「終わる」とは、ブログをアップした状態にする、という事です。つまり、世に出すまでがポイントになります。
 なぜ、「出す」が重要かと言うと、心理的ハードルは出すか出さないかのところにあるわけで、そこで出さなければ「やはりもうちょっと見直そう」等という気持ちが生じ、結局終わっていないことになってしまうからです。
 とにかく「出す」を最優先にする気持ちを持ちましょう。これは、最後のアップロードボタンを押そうか押すまいかの時に「とにかく出す!」と唱えるしかありません。毎日唱えると何となく感覚がマヒしてきます。

2) 締め切りを早くする
 そうはいっても人間やはりなかなか出来ないのが実際です。だから締め切りを早くする。たとえば、このブログはなるべく営業日はアップしようと思っていますから、毎日締め切りがやってきます。そうなると、名文、長文を書いている余裕がそれほどありません。だから、最初から「壮大な抒情詩」を書こう等という設計はせず、とにかく終わらせる、事が重要になってくるのです。
 締め切りがあれば、とにかく早く上げることを考えるし、実際締め切りまでに何とか出来るものです。


 勿論、それでやっつけ仕事になってしまうのも問題ですが、普段やっつけ仕事ばかりやっている人には実は「完璧を目指すよりまず終わらせろ」という言葉は刺さりにくいのではないでしょうか?むしろ、チャレンジをしなければ、と思っているのに良いモノを生み出そう、とやっきになりなかなかチャレンジができない人こそ、この言葉がグッとくるような気がします。
 だからこそ、上記の2つを心掛けることで、結果的にバランスが取れるのではないでしょうか?


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