シナプス後藤です。

らでぃっしゅローソンは、有機野菜や無添加食材の宅配サービスをメインとするらでぃっしゅぼーやと、コンビニエンスストアで国内店舗数No.2のローソンが作った合弁会社です。
ローソン51%、らでぃっしゅぼーや49%で、代表取締役は野田 和也氏、ローソンの方のようです。

ローソンのニュースリリースhttp://www.lawson.co.jp/company/news/044168/

縁あって、友人かららでぃっしゅローソンの商品を頂くことになり、食べてみました。
radish1

radish2


全部食べたわけではないのですが、野菜は味がしっかりしているように感じます。この中ではお米がおいしかったですね。
「ミルキークイーン」という品種だそうです。もち米のようなもっちり感があり、美味しかったです。
らでぃっしゅローソン:ミルキークイーン


今回の提携、どちらからアプローチしたかは分かりませんが、恐らくローソン側はらでぃっしゅが持っている「野菜」のイメージを、らでぃっしゅ側はローソンが持っている顧客ベースを期待してのこと、と読みました。ブランド価値、と言う意味で言うと、ローソンは多くの人が知っている、いわゆる「認知」がかなり取れています。一方、らでぃっしゅぼーやは知らない人も結構多いですが、知っている人は野菜の品質の高さを知っており、「知覚品質」が取れているブランドです。

ブランド価値はざっくり言えば、認知×知覚品質であらわされますから、お互いの弱い部分を補完した、と言うところでしょうか。ローソンは「ナチュラルローソン」ブランドの店舗も展開していますので、特にそことの親和性が高いかもしれませんね。

ローソンからすれば、業界リーダーのセブンイレブンだけでなく、ファミリーマートや他のコンビニとの差別化を狙っているでしょう。らでぃっしゅからすれば、同様の商品を提供するパルシステムや大地を守る会、オイシックス等に勝つための一つの打ち手なのかもしれません。


らでぃっしゅぼーやは、「一回試してみたいけど高いから、、、」という話をたまに聞きます。宅配だとどうしても継続購入を前提にしますから難しい点も多いのでしょうね。それが2010年にはeらでぃっしゅによるECを立ちあげ、さらに、らでぃっしゅローソンスーパーマーケットへ統合しているようです。
これによってユーザの利用ハードルが下がれば、今後は商品力勝負になるような気がします。


原発事故等で食品の安全性が注目されている今、認知×知覚品質がどのような効果を発揮するのか、楽しみです。

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