シナプス後藤です。

最近、かなり多くの方がFacebookを使い始めてきた、と感じています。twitterはだんだんと影を潜めてきた感じがしますが、ただ話題に上らないだけで依然として皆さんうまく使い分けているようですね。
twitterで投稿したものをfacebookにもアップされるように設定していると、今まではtwitterのreplyだったものが、facebookでのコメントに移り始めていケースもあるようです。
また、blogも同様で、記事を書くと、facebookでも表示され、そちらにコメントがつくことも多くなってきました。(このブログもそうなっています。)

さて、これだけfacebookが流行ってくると、当然、社内でも多くの方が使うようになるので、直接の上司と部下も利用するようになります。そうなるとどういう事が起こると、「上司から友達申請が来る」という事が増えてくるようです。

最近、友人、知人から良く「上司とかお客さんから友達申請が来て、どうしようか迷うんだよね」と悲鳴ともぼやきとも区別のつかないような話を聞くようになりました。
twitterにしてもfacebookにしても個人として始めた方は極めてパーソナルな使い方をしている人が多いようです。例えば、家族の様子(特に、子供の様子)や、自分の旅行、飲み会の話などですね。こういった情報を挙げていると二つの事が気になるようです。すなわち、
1) 極めてパーソナルな情報をオフィシャルな付き合いの方に公開して良いのか
2) 仕事そっちのけで遊んでいることがばれて良いのか
という二点です。

twitterはもともと「誰でもフォローできる」という気軽さが受けているので情報を流す方が悪い、という事になりますが、facebookや、あるいはmixi等、ソーシャルメディアは「相互にリンクする事を承認した場合」に初めて情報共有が成り立つツールです。ですので、皆さん安心して1)も2)も流していると思うのですが、1つ問題があります。どのツールも、

「使う人によって、『友達申請』のレベルが全く異なる」

ということです。
友達をかなり厳密に捉えている方もいらっしゃれば、一度会えば友達として良い方、或いは、何かの接点が有ればお互い知らなくても友達申請して良いと思っている方、等いらっしゃいます。
例えば、上司やお客さんの友達申請のハードルが低いと、当然申請が来ますが、申請を受けた方は立場上「とても断り難い」状況になるわけです。
そして、一度リンクしてしまうと、特に2)の情報を流せなくなってしまいますね。


先日、某社のマネジャーの方と話していたときに、その方が「上司から申請されて、困っているんだよね」と話されていました。やはり、特に2)の観点、仕事をせずに遊んでいる、という事を見られたくないと言うのがその実情です。ただ、よくよく聞いてみると、「部下や同僚なら気にならないので、結構申請しているけど?」ということでした。

おや?
もしかして、自分がされるのはイヤだけど、自分がするのは「相手に嫌がられる可能性」があることに気付いていない?

多分、多くの上司やお客さんはこういう意識なのでしょうね。

今のところ、ツールではグレーゾーンがありますので、使う側がちゃんとポリシーを決めておくべきかな、と思います。ポリシーを開示しておけば、断るのも断りやすいのでは、と。
例えば、
「誰でも申請OKです」
「実際にお会いした方であれば申請OKです」(会っていない方はNGにします)
「プライベートな利用を目的としていますので、プライベートな友人のみ申請OKです」
などですね。
これを決めたらあとは、その通りに行動するだけです。「かなり個人的な情報も流すので、仕事上の関係の方は繋がらないようにしているのですよー」といっておけば、若干ムッとされるケースがあるかもしれませんが、多くの方は理解していただけると思います。
逆に、個別に判断してしまうと「あいつは良いのに俺はダメなのか?」と悪印象を持たせてしまいますので、注意が必要ですね。

いずれにしても、ソーシャルメディアの運用はリアルな人間関係をどのように構築・維持するか、という事とほぼ同じなので、上司の立場、部下の立場、個人の立場として「相手とどのような関係を築いて行きたいのか?」をベースに考えるのが良いことだと思います。

※Google+では「知り合いのレベル」をサークルで表現出来ているので多少緩和されているようですね。

シナプスのマーケティング講座はこちら