シナプス後藤です。
先日、価格決定の調査方法としてPSMをご紹介しました。
ですが、価格を考慮する場合、「価格弾力性」についての考慮も必要です。価格弾力性とは、価格が変化した場合にどの程度需要変動があるかを表す指標です。
価格が変化した場合に、需要が大きく変動する場合、需要は「弾力的」であり、変動が少なければ、「非弾力的」ですね。
さて、再び、仕事塾でのアンケートで見てみましょう。アンケートベースの所謂「意向調査」なので、実際の価格弾力を表しているわけではありませんが、一つの目安として。
このグラフは、「高いと思ったら買わなくなる(=高いと思うまでは購入する)」という事を前提にしています。
その前提でグラフを見ると、カーブが急になるのは5000円〜2000円のあたりですね。このあたりの価格帯での変更は大幅に需要が変動します。一方で、10000円以上の価格帯でも購入するような方ですと、もともと高い価値を期待しているタイプなので、「良いものなら出せるところまで幾らでも出す」というスタンスなのでしょうね。こういう顧客をターゲットとすると、価格が極めて非弾力的になります。
一般的に、必需品は非弾力的であり、贅沢品などは弾力的と言われます。ただ、モノとして差別性の低い必需品、例えば、牛乳やトイレットペーパーも弾力的な商品になります。(価格しか差別化するものがないので、安くすると急に売れるわけです。)
ですので、これらの品は良く、スーパーの特売品としてチラシに載っていますね。これは、売り手側が経験的、あるいはセオリーとしてこれらの商品が弾力的だと知っているからです。
価格戦略を組み立てる際には、自社の商材がどれくらい弾力的なのかも考慮してみてください。
先日、価格決定の調査方法としてPSMをご紹介しました。
ですが、価格を考慮する場合、「価格弾力性」についての考慮も必要です。価格弾力性とは、価格が変化した場合にどの程度需要変動があるかを表す指標です。
価格が変化した場合に、需要が大きく変動する場合、需要は「弾力的」であり、変動が少なければ、「非弾力的」ですね。
さて、再び、仕事塾でのアンケートで見てみましょう。アンケートベースの所謂「意向調査」なので、実際の価格弾力を表しているわけではありませんが、一つの目安として。
このグラフは、「高いと思ったら買わなくなる(=高いと思うまでは購入する)」という事を前提にしています。
その前提でグラフを見ると、カーブが急になるのは5000円〜2000円のあたりですね。このあたりの価格帯での変更は大幅に需要が変動します。一方で、10000円以上の価格帯でも購入するような方ですと、もともと高い価値を期待しているタイプなので、「良いものなら出せるところまで幾らでも出す」というスタンスなのでしょうね。こういう顧客をターゲットとすると、価格が極めて非弾力的になります。
一般的に、必需品は非弾力的であり、贅沢品などは弾力的と言われます。ただ、モノとして差別性の低い必需品、例えば、牛乳やトイレットペーパーも弾力的な商品になります。(価格しか差別化するものがないので、安くすると急に売れるわけです。)
ですので、これらの品は良く、スーパーの特売品としてチラシに載っていますね。これは、売り手側が経験的、あるいはセオリーとしてこれらの商品が弾力的だと知っているからです。
価格戦略を組み立てる際には、自社の商材がどれくらい弾力的なのかも考慮してみてください。