シナプス後藤です。

6/17付 日経新聞の朝刊のカズさん(横浜FC 三浦知良選手)のコラムについて、知人がfacebookでコメントをしていたので気になって改めて読んでみました。

曰く、

「朴智星背選手(マンチェスター・ユナイテッド)が呼びかけた15日のベトナムでの事前試合に参加するまではいろいろ考えた。智星の厚意、大会の趣旨に協力できるのが喜ばしい。でも一番大きい理由は「刺激」なんだ。世界のトップ中のトップ、欧州チャンピオンリーグ結晶に出場した智星に加え、韓国や日本からも欧州で活躍している選手が集う。そんな人たちと一緒にプレーしてみたい、と刺激を求める心だね。」
(中略)
「この挑戦から得る刺激が、僕の「次」生かせるはずと経験がささやいている。だから僕はベトナムにいったんだ。
 世界へ飛び出し生き抜く人間がまとう空気と言うものがある。それに触れ生の声を聞くことは重要なことだ。」
(後略)


カズさんは、ご存知の通り、90年代のJリーグ開始時から日本のトップとして活躍し、40を過ぎた今でも現役のJリーガーとして活躍しています。サッカー選手の寿命は30歳前後、と言う方もいらっしゃいますから、それからかんがえると相当凄い方です。


人間は基本的に保守的だと私は思っています。保守的と言うのは決して悪いことではなく、「君子危うきに近寄らず」と言う言葉がある通り、無駄に危険を冒すのは得策ではありません。また、多くの方は成功体験を積み重ねて今の地位を築きあげていると思います。その成功体験を忠実に守っていく、と言うのは成功率を高めるという点では極めて効率的な考え方なのです。


ただ、残念ながら、環境が変わればこの成功体験からくる成功法則は生きなくなってしまいます。
恐らく、カズさんはそんなことを恐らく経験的に分かっていて敢えて刺激を求めてチャレンジしているのではないでしょうか?

彼が求めている刺激にはおおきく二つあると思います。
1) 自分のやる気を再チャージしてくれるエネルギー
2) 自分が理解していない世界で戦うための方法
多分、彼が書いている「世界へ飛び出し生き抜く人間がまとう空気」とは2)のことですね。

普段、仕事が忙しいとこういった自分へのチャレンジをついついおろそかにしてしまいます。また、仕事に慣れてくると新しいことにチャレンジするのも億劫になりますよね。
でも、世の中は変わっていきます。その変化を肌で感じるために、常にトップクラスの人から刺激を得る環境を作っておく。なければ、そこに飛び込んでいく、と言うのは重要なことではないでしょうか?

カズさんはプレーすることを非常に重視しています。その中でしか得られないことが山ほどある、と知っているからだと思います。だから、練習は試合に出るためだし、親善試合だって、自分のチームにレギュラーとして出てプレーするために出ているのだと思います。
ただ、今の立場でより大きな結果を出すために、新しい刺激に積極的に触れていく。


どんな世界でも一流である、一流であり続けるためには成功法則があると思います。
やる気を再チャージし、新しい方法を体感するために、「自分に刺激を与える」、と言うことも一流であり続ける一つの方法なのではないでしょうか?