最近、街中で友人とばったり会ったり、飲み会に行ってみたら別のところで知り合った知人にあったりとか、とにかく「世の中狭い」と感じることが増えてきました。
たまたまそういう巡り会わせなのかな、と思って、先日、弊社代表の家弓と雑談していたら、「それは世の中が狭くなったのではなく、お前の世の中が広がったのでは?」と言われました。
本当にそうならうれしいことですね。

先日、仕事での移動中、ちょうど昼前だったのでランチでも食べようかと思いながら最寄り駅に向かっていたら、これまた久しぶりの友人に会いました。彼は急成長中のベンチャーに入社して活躍中、と言う噂は聞いていましたが、なかなか接点も無くこんなところで会うとは思っても見ませんでした。

「おぉ、久しぶり!」といいながら、彼もちょうどランチに行くところだったらしく、私も同席させてもらいました。

彼は某大手企業に勤めていたのを辞めて、ベンチャーにジョインしました。大手企業にいるときから知っていましたが、その当時は「何か面白いことないかなぁ。」というトーンだった気がしますが、今では「昨日、上海から戻ってさぁ。」ということに始まり、業界の様々な動きや自分たちのこれからの方向性を生き生きと語ります。

そのとき、ふと、彼の話すテンポがとても上がっているように感じました。
人の会話や思考のスピードは環境によって変化します。特に会話はコミュニケーションツールなので、その周囲にあった話し方に変わることが多いと感じます。(方言は最たるものだと思いますが。)
ですので、彼のおかれている環境がそれだけスピードアップした、ということなのでしょう。

という話を別れ際に言ってみたところ、「僕等は日本では速い方かもしれないけど、アジアのベンチャーはもっと速い。もっともっと速くならなければ。」と言っていました。これがベンチャーのスピード感、成長市場のスピード感なのかもしれません。