さて、GWということもあり、先日いつもと違うお店でランチをしました。
そのお店は基本的には居酒屋で夜をメインとしつつ、
昼も営業しているというタイプのお店です。

帰り際、「こちらもどうぞ使ってください」、と一緒に
割引券らしいものをいただき、レシートと一緒にしまいました。

そう、ほとんど見ないで財布に入れてしまいました。
こういうこと、私はよくやってしまいます。。。

よくあるのは、
「割引券です。よかったら夜もご利用ください」って渡されることが多いように思います。
もう少し丁寧だと、
「●●円の割引券です。よかったらご利用ください」とかでしょうか?

最近は格安業態が出てきていますので、ビール/ドリンクの
ちょっとした割引では反応が鈍くなっています。

300円のお店があるのに、例えば500円のお店が100円割引して
いただいても結局は高いわけです。
そんなわけで割引券をあまり重要視していない自分に気づきました。

できれば、●●●円で1杯飲めますよ!と言っていただけると、
判断が付きやすいし、他との比較ができやすいのにな〜と思います。

もし、価格が同等だったなら、もったいない話です。
伝え方一つで相手の感じ方が変ってしまうのですから。

顧客にとってわかりやすく、価値を伝えられることが大事ですね。

私は以前、飲食業界にいたことがあるのでちょっと考えたのですが、
こういうトークの部分を考えると、接客用語などはしっかりと
トークスクリプトが出来ているのですが、こういう販促面は
トークまで落とし込まれていないことが多いように思います。

どのチェーンでもそうだったように思います。それぞれが
それぞれのトーク使っている、いわゆる暗黙知になっていて、
他の人が使っているトークを盗むとか教えてもらうということが
多かったように思います。
(実際は盗むというより真似るですかね。)

チェーンですとこのようなマニュアルにない部分についてはOJTなどで学ぶ、もしくは盗むしかありません。
でも、飲食店で働く人の多くは社員ではないので、
こういった業績につながる部分を高める努力をすることは
あまりありません。

よってなかなかナレッジがたまらない、ノウハウ化されない、
むしろ初めて変っていってしまう、そんなことが現場で起きて
いるように思います。
店長自身もこういう状況になっていることに気づいていないケースも多々あると思います。

飲食店に限らず、OJTや暗黙知が多くて、困っている方は多くいらっしゃると思います。
OJTについては直近でセミナーを開きますので、こちらへ


ちなみに、本日いただいた割引券、このブログを書くために
よく見てみると、「期間中人数分1杯無料サービス」という
なかなかお得なサービスでした!

2杯目がいくらかわからないけど、1杯無料というのはなかなか
言ってみたくなってしまう、インパクトのあるワードです!
もっと強く勧めてくれたらいいのに、もったいない(笑)

細井