昨日は、市区町村の長と議員を決める選挙でしたね。全国なのか、関東近県だけなのかは分かりませんが、、、
天気も良かったので徒歩で投票に行ってきました。

正直に言うと、候補者がどんな人なのか、誰に入れるのかさっぱりでした。例えば、区長は数人の候補者がいましたが、国会議員や都道府県知事選、くらいのレベルであれば、情報も豊富だし、こちらもアンテナを立てて見ていたりします。世間の関心度合いと、やはり「テレビ」というメディアが大きいですね。黙っていても情報が飛び込んできますので。

一方で、大変申し訳ないことながら、市区町村レベルの話になってしまうと、こちらの興味も情報量も格段に減っていくように感じます。実際には情報量は大差ないのかもしれませんが、要するに普通に過ごしていると情報に接する機会が少ないのではないでしょうか?

そうすると、新聞と一緒には言っている選挙公報の立候補者一覧や各候補者のホームページから決める事になります。
私は、今回は、ホームページを見てその経歴や「どういう区を目指すのか?」というスタンスで決める事にしました。個別具体策も良いのですが、書いてある内容は大体五十歩百歩で差がわからないので、むしろ大きな方向を見ます。残念ながら、「何をやります」を書いていても「どういう区にします」と書かない方は私は評価をしませんでした。
(勿論、人によっては、何をやりますを評価される方もいらっしゃると思います。)

一方、区議は、候補者が何十人もいるようなので、いちいちホームページを見るのも手間なので、選挙公報のせいぜい100平方cm程度のスペースで訴求してくる内容で決めました。こうなると、その人物がどうこう、というよりも資料でのプレゼンテーションの差でしょうね。

いずれにしても、選挙権を持っている人が何を望んでいるのか、他者と何を差別化すべきなのか、がポイントになります。特に、区議くらいだと、ある一定層の支持が得られれば当選する可能性も高いでしょうから、セグメンテーションの概念は重要になりますね。

本来、こんなに簡単に決めるべき話でもないのでしょうけど、多くの方の意思決定プロセスはまぁこんなものだろう、と思います。

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