先日、携帯ショップに行ったときのことです。まだ昼間だったのですが、突然、お店にある携帯がけたたましく鳴り出しました。私は初めてその音を聞いたのですが、どうやら緊急地震速報の音らしく、要するに「数秒後に地震が来ますよ」と教えてくれる機能が発動したというわけです。

地震には、
・伝わるスピードは早いが弱い揺れのP波
・伝わるスピードは遅いが強い揺れのS波
という二つの波が存在します。弱い揺れのP波を先に検知し、気象庁から携帯キャリア各社(NTTドコモ、au、Softbank)に連絡、そこから各携帯端末に連絡がいく、というシステムですね。
各社サイトによると、警告の数秒〜数十秒後にS波、つまり本格的な揺れが来る、ということです。

NTTドコモの緊急地震速報
auの緊急地震速報
Softbankの緊急地震速報

私は、初めてその機能の存在に直面したので、一瞬何が起こったか分かりませんでしたが、周りの声から「どうやら地震が来るらしい」という事を理解して、店の外に飛び出しました。
そのとき、店内には店員、お客さん、それぞれ4-5人くらい。

即座に行動したのは私だけだったようです。他の人は不思議そうな顔をして、か、或いは、何をすれば良いか分からずに唯一行動していた私を見ていました。


シナプスでは、「問題解決スキル」という講座を実施しています。その際は、当然、「起こった問題について深く考え、原因を分析して対策を打ちましょう。」と話します。
ですが、緊急事態の時には、「考えるより動く」これに尽きると思います。

幸い、大きな揺れは来なかったため、ただ私が突然席を立って外に出て行った、という「変な客」を演じただけに終わりましたが、これが大きな揺れに繋がっていたら危なかったかもしれません。
むしろ私もその「何だろう??」の時間が長かったので、逃げる途中でドアにはさまれていたかもしれません。

震度が大きい地域は震源地から近いでしょうから、P波とS波の時間差はせいぜい数秒でしょう。ですので、緊急地震速報がなったら、即座に机の下に隠れる、これが正解でしょうね。
殆どは弱い揺れで「狼が来たぞー」といわれているような感覚に陥るかもしれませんが、それでも隠れ続ける。もし、隠れないとすれば、緊急地震速報は受け取らない方が効率的なように思います。